海と星の贈り物…闇から心に一灯を
闇が 星を煌(きら)めかせ 心に 一灯を見出だす…
1975年8月、はくちょう座に見慣れない明るい星を見つけ「新星(nova)」!?かと撮影。それは各地で同様に発見された稀有な眼視的 新星だと判明、「はくちょう座V1500Cyg」と名付けられた。
中学時代に 彗星(ほうき星) 探索を試みただけに、新天体との遭遇は‥しかも肉眼で‥極めて不思議な感動を覚えた。
ペルセウス座流星群等の天文現象や、星空の光害調査など観望を兼ねた星空観察会を行う中、土星の輪を見て感動のあまり涙する少女がいた。私もまた小学3年で見た時の感動は忘れない。
大人も子どもも、慌ただしさに追われる中で、悠久の宇宙に生かされている自分に気づく一時でもある。
しかし高度経済成長に伴い、公害問題は噴出し続ける…
1972年4月、過剰な照明環境など地球資源エネルギーの浪費をから、星空を象徴とする情緒的環境の悪化を防ごうと「日本星空を守る会」が発足。
1990年、東京都庁のライトアップによる景観破壊問題をきっかけに「星空を守る会・東京
ネットワ-ク」が「光害通信」を創刊。
金沢の私にも声がかかり、各地の自然保護団体などに広った。
1993年10月、地球温暖化対策を見据えた 全国組織としての「星空を守る会」が発足。
会長に 古在由秀(元 国立天文台台長、東京大学名誉教授)氏を迎え、事務局を 大友 哲氏が担当。問題提起や情報提供の場として「光害通信」の発行が継続された。
星空を守る会北陸ネットワ-ク(金沢事務局 上村)の活動は(光害通信2.4.5.7.9.10.11号)に詳しい。
1995年9月、岐阜にて第2回総会を開催。照明学会の成定氏と環境庁大気生活環境室長を招いて行われ、基調講演を 香西洋樹(元 国立天文台助教授)氏と 上村 彰が行い、各研究発表と熱気ある討議の中で貴重な成果を得た。
因みに、懇親会で提供した私の 手作りビールの 銘 が、投票により【星辰】(星、星座のこと)に決定! 発案者にプレゼントされ皆で乾杯した。
ユニークなイベントとしては、富山市科学文化センターが、平成17年(2005)11月 プラネタリウムスペシャル「オカリナコンサート:海と星の贈り物」を企画された。
この時は特別に 小型帆船「ほうき星号」が天文航法で太平洋を帆走した1981年当時の星空を再現してくれたのだった。
観客は一時のタイムマシンとなったプラネタリウムの空間で、私の説明をより実感を持って聞いて頂けたのではないだろうか♪
イルカ絵の当日プログラム:http://www.tsm.toyama.toyama.jp/_ex/event/img/okarina.jpg
●TV news プラネタリウム オカリナコンサート:
http://youtu.be/KIr64XonFOo
※関 勉 先生(83才)のお話を拝聴 (7月29~30日早朝のNHKラジオ深夜便) したことは、7月30日のブログに記した。
関 先生のホームページからメールを送ったところ、なんと翌早朝にお返事を頂けた。
子どもからご年輩にまで、ピュアな夢を与え続ける往年のアマチュア天文家&ギター奏者に“感佩(かんぱい)”!
■サロン展示会は本日までです。ご来場の際 ご一報頂けましたら、展示案内や食と健康のお話、オカリナ演奏など、リクエストにお応えいたします♪
TEL 090-4686-4124
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海と星の贈り物~地球の音(聲)が聴こえる~
a sound of the earth ♪…in 石川国際交流サロン
「太平洋単独ヨット航海記録・食生活・土笛(オカリナ)の展示交流」
〈期間〉平成26年8月5日(火)~8月17日(日)
■石川国際交流サロン
http://www.ifie.or.jp/japan/facilities/salon/salon_event.html
場所 金沢市広坂1-8-14
開館 10:00~18:00(金曜日・土曜日は20:00)
閉館 毎週月曜、12月29日~1月3日
入場 無料